学校長メッセージ

MESSAGE FROM THE PRESIDENT

尼崎市は、兵庫県の南東部に位置し、「中核都市」 として指定されています。令和2年10月1日付のデータによると、兵庫県の総人口は、5,438,891人で、尼崎市は姫路市、西宮市に次ぐ都市(451,264人) です。人口密度は、兵庫県内では最も高く、日本国内においても30位以内となっています。つまり、「グローバルシティ」 を形成している都市ということです。その尼崎市に、本年4月に学校法人K学園アジア貢献ホスピタリティ専門学校が開校される予定です。

本学園は、① 医療福祉学科ICT医療介護福祉コース、② ICT・外語観光ビジネス学科ホテルコース 及び ③ ICT・外語観光ビジネス学科トラベルコースの2学科・3コースを設けています。いずれも、時代の流れに沿った今後、益々必要とされる重要な分野・領域です。ICT (Information and Communication Technology) は、日本語では 「情報通信技術」 と言われていますが、これからの世界は、ICTなくしては考えられません。つまり、何をするにしても、ICTが関わって来る訳なのです。そういう訳で、本学園では、① 医療福祉とICT及び ② ICTと外語観光ビジネスを関連付けて、学ぶという手法を取り入れました。 つまり、「ITを活用し、観光&介護業界に革新をもたらす」 ことを目指しているのです。

これは、母体である学校法人K学園創設者 (川口榮一理事長) の強い 「想い」 でもあります。また、「尼崎市から世界へ通用する人材創出とIT技術を駆使できる人材の創出」 を目標とするのが、創設者の本学園創設の原点でもあります。「思い立った時に手を差し伸べることができる教育現場づくりが必要」 と唱えておられるのが創設者で、「尼崎がそんな街になるような人材創出に一役買いたい」 ということで、本学園創設に至った訳です。そういう創設者の想い・考えに、私は感銘を受け、本学園の発展のために、私も微力ながら、創設者を支え、その一翼を担えれば、と考えている次第です。

この種の取り組みは、全国的には、まだ珍しく、あまり例を見ないと思われます。創設者は、そこに目を向けて、地元の名士の一人として、またご両親の意志を継いで、更に、将来を見据えて、尼崎市にこのユニークな専門学校を創設される決意をされた訳です。地元の兵庫県はもとより、関西・近畿圏、そして ひいては、日本全国からも、日本の将来を担う多くの若者たちがご入学され、本学園で学ばれることを心より願っています。

本学園では、ICT医療介護福祉に関する専門的、且つ実践的な知識を身につけ、また他方、ICT外語・観光ビジネスを学びながら、外国語の習得にも力を注ぐこともできます。英語だけでなく、第二外国語として、中国語やベトナム語、そして留学生は日本語も学べるので、アジア各国からの留学生も多く入学されることが期待されています。外国語の学習に関しては、特に実用的・実践的な語学学習に力点を置いて、実社会で 「即、役に立つ」 語学力の育成に努めることを 「モットー」 としています。「英語 (外国語) は “使えなければ” 意味がない」 というのが、私の一貫した持論で、本学園では、そういう 「英語をはじめ、外国語が ”使える” 人材育成」 を目指して、教員一同、一丸となってご指導させて頂きます。

本学園は、一般財団法人 アジア国際交流奨学財団の関係団体でもありますので、一部の優秀な方々には、奨学金制度も有効に活用できます。また、数には限りはありますが、留学生寮も併設しています。

それでは、本年4月に皆さんにお会いできることを楽しみにしています。

学校法人K学園
アジア貢献ホスピタリティ専門学校
学校長 熊谷 俊樹

学校長 熊谷 俊樹

KUMAGAI TOSHIKI